IoTエンジニアの役割と必要スキル

IoTは、「モノのインターネット」という意味で、モノをインターネットで繋げ、モノの間で通信を可能にする技術のことです。
IT業界で働くIoTエンジニアが、IoTの新しい製品やサービスの開発を行うことで、人々がより快適に生活できるようになります。

例えば、IoT機器に搭載されたセンサーからの情報を受け取ることができれば、その場にいなくても、モノの状態を確認できます。遠隔地からでも、工場内の機会が正常に作動しているかどうかを確認できるので、労働者の負担が減ります。

IoTの技術で、モノの位置も把握できるので、失くしてしまったものが、どこにあるのかがわかったり、バスなどが、あとどのくらいで着くのかも知ることができます。

家電にIoTが搭載されていれば、帰宅前にエアコンをつけて、部屋を暖めておいたり、消し忘れていた家電のスイッチを、外出先からオフにすることもできます。
IoTエンジニアは、人々の身近な生活を支える、非常にやりがいのある仕事を行うことになります。

IoTエンジニアに求められるスキルの1つは、ハードウェア全般の知識です。また、IoTではスマートフォンと連携することも多いので、スマホアプリの開発スキルも求められます。

IoTの情報伝達は、ネットワークを経由して行うため、ネットワーク接続に関する知識も必要とされます。データの送受信を効率よく行えるような、ネットワーク環境を構築しなければなりません。
その他には、セキュリティシステムを構築するスキルも求められます。IoTはドアの鍵などの管理システムにも活用されているからです。